こんにちは、じょーです。
私は営業という仕事柄、決してコミュニケーションが苦手というわけではありません。
それは不動産業においても活かされているなー、と感じた出来事がありました。
自治会長には挨拶をしよう
田舎の物件を購入すると、ゴミ出しやら自治会費やらその地域独特のルールというのが存在します。
仲介会社さんが知っている事もあれば、知らない事もあるので、基本的には自分で調べる事になります。
私も戸建てやアパートを所有していますが、購入後は周辺の住民の方に挨拶をして、自治会長さんを紹介してもらいます。
隣家には、必ず挨拶しましょう。そこから色々と聞くことができます。
方法としては、こうです。
↓
・自治会長さんを紹介してもらう。
↓
・自治会長さんに挨拶する。
↓
・ゴミ出しルールや自治会費を聞く。
・購入した物件は賃貸に出す事を伝える。
・近隣の空き家状況を伺う。
始めのうちは菓子折りを持っていってましたが、今は恩義を感じた時に持っていくくらいです。
この挨拶をしておく、というのが非常に重要と感じています。
人は、挨拶も無い人間に良くしようとは思いません。
それが自分の住んでいるテリトリーの事なら、なおさらです。
そして、それが田舎であればあるほど顕著だと感じます。
東京や埼玉の物件では、近隣に挨拶をしたこともありません。
アパートでは入居者の事は知らなくても、戸建てともなると売り主やその物件の詳細についてよく知っている人が多いです。
会話の出だしはこんなんです。
こんにちはー。〇〇にある戸建てを購入したじょーと言います。
○○の家?あー、△△さんちね。あの物件売れたんだ。
そうです、△△さんちです。相続でお子さんが困ってたそうで、その話が私に来たので購入しました。私は別の場所に住んでいるので、リフォームしてきれいにした上で、どなたかに住んで頂こうかと考えています。ご迷惑をお掛けしないように、ゴミ出しルールや自治会費について教えて頂けないでしょうか。
大体、挨拶にいくとこんな流れで会話がスタートします。
(もっと柔らかい表現でいいと思いますが)
田舎はよそ者には冷たそうですが、皆さん優しく会話してくれますよ。
自治会長は輪番制のところもありますが、現時点の自治会長に挨拶しておくと、いい事もありました。
駐車場の無い物件Aでは、自治会の副会長に挨拶した後日、自宅の空いているスペースにリフォーム会社の車を駐車させてくれました。
駐車場の無い物件Bでは、自治会長より近くの空き地を紹介してもらい、その空き地の所有者が県外で今はいないから、車を停めてもいいよと許可を頂きました。物件に行く際、少しだけ使っています。
(正式には所有者の許可を得てないのでダメですが、何かあっても自治会長が解決してくれるでしょう)
物件Cでは、凍結による給水管が破裂した際、自治会長が水道局に連絡をしてくれて、緊急対応してくれました。
挨拶したからかは分かりませんが、近隣住民の方にもお世話になって事は事実です。
こちらも誠意ある対応をするのが、当然です。
突然の声掛けで駐車場が見つかる
私の購入した戸建てには駐車場が無い物件があります。
基本的には田舎は車社会なので、物件に駐車場が無い事は大きなデメリットです。
このデメリットにより、物件を安く購入できるならそれはメリットです。
あきらかに近隣に駐車場(みたいな空き地)があっても、その土地を誰が所有しているか分かりません。
特に「空き駐車場」なんて看板が立っている訳でもなく、そもそも募集しているのかも不明です。
これも近隣住民に聞くのが一番ですが、そこまで分からない事もあります。
そこで一番早いのは、その空き地に停めている車から降りてくる人に挨拶することです。
車に乗る人に声をかけるは避けています。これから出かけるということは、話を聞いてもらえない可能性があります。
その空き地に停めている人なので、その空き地については詳しく知っているはずです。
しかしこの方法が難しいのは、その降りてくる人と出会うタイミングが合うかどうかです。
ただそのタイミングが合えば、必ず声を掛けようとは思っています。
準備はしているわけです。
そして、物件Dでそのタイミングが訪れました!
こんにちはー。おとうさん、少し伺いたいことがあるのですが、近くに家を購入して駐車場を探しています。こちらの空き地は駐車場ですか?
駐車場を探しているんか?○○さんに聞けば分かるわ。
すみません、私はこの土地の者ではないので、〇〇さんはどちらにお住まいでしょうか。
ちょっと、待て。今から連れてったるわ。
こんな感じで会話が進み、物件Dのすぐ目の前の駐車場を仮予約する事ができました。
3台も空いているので、駐車場付き物件にすれば物件Dの付加価値が大きく上がると思います。
挨拶が基本
小学生みたいな表記ですが、やはり挨拶が基本です。
私もいつも完全にできている訳ではないと思いますが、「こんにちはー。」から人生が変わり始める出会いもある訳です。
私はそもそも人と会話することが好きなので、この程度では苦になりません。
むしろ、新たな出会いにワクワクします。
そのきっかけは、「こんにちはー。」です。
みなさんも、積極的に「こんにちはー。」してみましょう!
では、また。
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