こんにちは、じょーです。
新型コロナウィルスの影響で、ダウ平均株価や日経平均株価が乱高下しております。
リーマンショックや9.11、3.11の時のように市場が乱れた際、そこでリスクを取って投資をした人間が、その後大きく資産を増やしております。
人の不幸で儲けようという話ではなく、こういう事実があるということです。
こういった時、あなたは資産運用の観点からどういった行動を起こすでしょうか。
ただワイドショーを見て、コメンテーターの言葉に耳を傾けていては人生豊かになりません。
無駄な時間を過ごすだけです。
活動自粛のサラリーマンも多いと思うので、こういう時こそ将来設計を考えるチャンスです。
私は、かねてより注目していた海外ETFのSPYDを少しずつ購入していきました。
海外ETFとは
ETFは、Exchange Traded Fundの略で、上場投資信託の事です。
名の通り上場しているので、取引所が開いていればいつでも取引可能です。
海外のETFは、コストが安く、種類が多く、パフォーマンスが高い事が特徴です。
ただし、海外製品なので為替リスクがあり、売買手数料や為替手数料が必要となります。
多くの商品があるので迷いますが、私はまず購入するのはSPYDにしました。
SPYDとは
正式には、SPDR ポートフォリオ S&P500高配当株式と言います。
アメリカの株価指標であるS&P500構成銘柄のうち、高配当の約80銘柄に均等分散されたETFです。
不動産セクターが多く、景気に左右されにくいと言われています。
後で紹介しますが、ウィルスには弱かったようです。
手数料は、0.07%と非常に格安なので、長期運用に向いています。
何といっても大きな魅力は、配当利回りです。
年間の配当利回りがなんと7%近くあります。(2020年3月16日)
昨今の株価下落で相対的に配当利回りが上がっています。
見事なナイアガラの滝ですね。
通常は配当利回り4%くらいだったので、高配当で安定的なETFでした。
高配当を目指す投資家には、最良の海外ETFがSPYDとなります。
SPYDを購入するには
私は「SBI証券」と「楽天証券」で購入しています。
どうして2か所かと言えば、個人での投資と家庭での投資を分けているからです。
どちらも米国株式のページから購入できます。
日本株と買い方は違いありません。
ポチポチすると即購入できます。
SPYD購入時の注意点
為替リスクがある
ドルでの購入になるので、為替により価格が変動します。
円高の時に購入できればいいですが、円安ではSPYDの価格が低下しても恩恵は少ないです。
税金が高い
米国のETFなので、米国の税金10%がかかります。
そこに日本の税金23.15%もかかるので、合計で30%くらいが税金で無くなります。
NISA口座だと日本の税金はかからないのですが、上限があるので使いにくいですね。
歴史が浅く、値動きが未知数
スタートが2015年と歴史が浅い為、有事の際の動きが未知数です。
今回の新型コロナウィルスで、一気に暴落しました。
歴史が長く特にリーマンショックを経験したETFだと、有事の際の動きがある程度予想できるので、その点SPYDが不利となります。
配当金の減少
今まで減配はありませんでしたが、今回の件で減配の可能性も大いにあります。
定期的に組み替えがされていると言えども、高配当がずっと維持される訳ではない事を念頭に入れておかないといけません。
SPYDの買い方
SPYDの購入目的は、定期的な不労所得である配当を得る事です。
自分の指標を持ち、このライン(配当利回りや価格)であれば購入するとあらかじめ設定しておきます。
その場その場の雰囲気で売買する事だけは避けましょう。
今回の下落局面でも狼狽せず、コツコツと購入していく事が大切です。
そして、実弾(余裕資金)が尽きる事だけは避けなければなりません。
なぜならば、価格の底が分からないため、ナンピン買いを続ける必要があるからです。
そして、高値掴みのリスクをできるだけ下げていきます。
リーマンショックの際もそうでしたが、いつが底値になるか分かりません。
①のタイミングかもしれないし、②のタイミングかもしれません。
底値が分かれば、投資は簡単です。
よって、図の①、②、③と買い増ししていく必要が出てきます。
買い増していくので、実弾が無ければその時点で高値掴みとなります。
最悪の場合、高い価格で購入してしまい、塩漬けのまま数十年放置という事にもなりかねません。
塩漬けでも、高配当であれば腰を据えて持ち続ける事はできそうです。
個人的な買い方ですが、
・自分の指標を持つ。
・定期的にコツコツと購入していく。
が精神的にも負担がありません。
ここが底値だ!と一気に買うのは、大きなリスクです。
まとめ
日本株や不動産で安定的な収入を目指しています。
そのポートフォリオに、海外高配当ETF(SPYD)を組み入れました。
1株あたり0.4ドルが年4回、配当されます。
2000株あれば、税引き後で月2万円が不労所得となります。
1株30ドルと考えても、650万円くらいを投資する感覚でしょうか。
これだと戸建て1戸を購入した方が利回りはいいですが、配当は完全な不労所得なので、ここはバランスですね。
資産をドルで持つ事も、今後の日本を考えると重要かもしれません。
ではまた!
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