こんにちは、じょーです。
今年の確定申告は、新型コロナウィルスの影響で提出期限が1ヶ月ですが延長されました。
毎年1月になるとそろそろしなきゃと思い、2月になると少し記入を始め、3月に一気に仕上げるという、夏休みの宿題を8月31日にしてしまうタイプでした。
今回は1ヶ月延長されたので良しとせず、しっかり3月16日までには提出する事ができました。
(本業が活動自粛だったので、一気に有給休暇を取って仕上げました。)
ちなみに私はやよいの青色申告を使用しており、税理士を雇わずに全て自分で記帳しています。
慣れれば、とても楽ですよ。
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やよいの青色申告オンライン
例年であれば1−3月は本業の仕事がとてつもなく忙しく、土曜日も出勤ばかりです。
そんな中、確定申告を提出できた時は、「今年も国民の義務を果たせて、よかったな~」と、とても晴れやかな気持ちになります。
お役所さん、税金はちゃんと適切に使ってくださいよ!
そんな訳で、サラリーマンでも確定申告はした方がいいと思っています。
確定申告とは
確定申告とは、1月1日から12月31日までの所得に対する税金を計算し、納付する事です。
一般的には、フリーランス等の個人事業主、公的年金受給者、災害で税金の猶予を受けた方が対象です。
サラリーマンであれば、収入が2000万円を超えた、2箇所以上から給与を得ている場合です。
また、不動産や事業で収入を得ている場合も確定申告が必要です。
つまり、収入を得ていれば確定申告は必要なわけですが、サラリーマンは会社が計算して納付してくれます。
そして、年末には国が計算するべき税金の計算を会社に負担させて、年末調整で微々たるお金が戻るかもしれないよという、サラリーマンには優しい制度があります。
世界的には、個人で税金を計算して納付するのが当たり前です。
日本は、給与収入から源泉徴収される為、サラリーマンには納税の意識が低い人が多いです。
これは日本の就業者数が6724万人と圧倒的に多い中、なるべく税金について詳しくなってほしくないという政府の想いが通じた結果ですね。
長年サラリーマンをしていても、自分がどの税金をいくら払っているか把握している人は少ないです。
どんなに仕事ができている人も、税金や社会保険について無知だと、少し悲しくなります。
サラリーマンでも確定申告をする必要がある?
サラリーマンで確定申告が必要な人は、以下のとおりです。
- 給与年収が2000万円を超える人
- 副業している人
- 2箇所以上から給与があり、それが20万円を超える人
あとは、ふるさと納税6箇所以上している人や、住宅ローンを組んだ人は確定申告をするとお得になります。
こうなると、一般サラリーマンは確定申告の必要はありません。
ですが、私は「確定申告をする事をオススメします!」
もう一度言いますが、確定申告をする事をオススメします!
なぜならば、確定申告をする事で、どこで控除が行われて、どういう風に課税されているのか、税金はいくらなのか、前年と比べてどうなのか、どうしてこういう結果になったのか、等が分かるからです。
それらが分かると、これから自分がどうしていけばいいのか分かります。
自分は何もできないサラリーマンだから、という考えで知らんぷりしていると痛い目を見ますよ。
なにせサラリーマンは、増税の対象として最適ですから。
給与所得控除の減額(2020年)、配偶者(特別)控除に関する所得制限(2018年)や、児童手当の減額(2012年)と、中高所得のサラリーマンは、増税の狙い撃ちです。
まとめ
サラリーマンでも、知識をつける為に確定申告をする事をオススメします。
今はソフトも充実しており、簡単に確定申告をすることができます。
また、副収入が無い人がする場合には、白色申告と言って簡易的に書類を作成することができます。
それを毎年行っていくと、過去と照らし合わせて、「なんだ!昇給したのに可処分所得(自由に使えるお金:手取り)が増えていないじゃないか!」と気づくはずです。
日本の現状を考えると、今後も中高所得サラリーマンは増税の狙い撃ちされます。
自分の生活を守るためにも、まずは知識をつけて今後の対応を考えていきましょう。
ではまた。
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