こんにちは、じょーです。
会社が嫌で嫌で、早くリタイアしたい人は多いと思います。
そういった方は一獲千金を目指して、リスクが高く楽して儲ける話に乗りやすい傾向があります。
そんな人はすぐ騙されます。
私の場合それとは違って、会社もそれほど嫌では無いですし、将来セミリタイアできるよう今から少しずつ準備している感じです。
ただ本当にセミリタイアできるのか、なぜ50歳なのかについて考えてみたいと思います。
人生100年と言われているが…
厚生労働省が「人生100年時代」に向けてHPで情報を公開しています。
人生100年時代とは、 ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)で提唱した言葉 です。
確かに、医療の進歩で寿命は延びています。
おそらく100年というのも、間違っていないと思います。
ただし100年生きたとしても、健康で自由の利く(やりたい事が自分の意志でできる)時間はどれくらいあるのでしょうか。
公益財団法人 生命保険文化センターの発表によると、平均寿命は男性81歳、女性87歳となっていますが、健康寿命は男性72歳、女性75歳となります。
健康寿命の定義は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされています。
つまり、男性でいえば72歳くらいまでが、自由に自分のやりたい事ができる年齢となります。
100歳まで生きられるかもしれませんが、重要なのは「健康寿命」です。
サラリーマンでいる時間を考える
健康である年齢が72歳となると、65歳までサラリーマンで働いていてはいけません。
その後の自由な人生が7年しか過ごせません。
たった、7年です!
定年後に何かをしようとしても、短すぎます。
また、何かに失敗してもやり直す事もできません。
ケガして入院でもしてしまうと、あっという間に時間が無くなります。
そうなると、65歳まで働くという選択肢は、無くなります。
では、何歳まで働くかという事になります。
リタイアするには、経済的な問題をクリアする必要がある
例えば、今すぐ会社を辞めたとしたら、どういった問題が生じるでしょう。
一番の不安は、経済的に生活していけるかという事だと思います。
単身であれば何とでもなりますが、家族がいてしかも子供も何人かいれば、簡単に会社を辞められなくなります。
では、そういった子供のいる家族持ちサラリーマンが会社をリタイアするにはどうしたらいいでしょうか。
リタイアにはアーリーリタイアとセミリタイアがあります。
一般的にアーリーリタイアは、会社を辞めて完全にリタイアする事です。
労働をせずに、一定の貯金や資産からの収入により暮らしていきます。
セミリタイアは、一定の貯金や資産からの収入がありながら、少しだけ働きます。
少し働くことで、収入だけでは足りない生活費を補っていくわけです。
セミリタイアであれば、資産を持たざる一般サラリーマンでも可能です。
セミリタイアする基準
詳細は別で考察しますが、単純にセミリタイアするには下記が基準となります。
生活費には娯楽費が入っていると思いますが、セミリタイアするには自分の夢を叶えるだけの余裕がないといけません。
なので、娯楽費は別途設けました。
また、月の生活費を賄うだけの収入では、何か突発的事象が起きた際に対応ができません。
セミリタイア後でも、資産を増やせるだけの資金を用意します。
例えば、月の生活費が30万円、娯楽費5万円、再投資に5万円であれば、合計40万円必要です。
よって、不労所得が30万円、労働収入が10万円あれば、セミリタイアが見えてきます。
月に10万円くらいは、労働で稼いでもいいかもしれません。
すると不労所得が40万円くらいになれば、晴れてセミリタイアができるという事になります。
実際は、不労所得が40万円でも50万円でも、セミリタイアをするには踏ん切りがつかないそうです。
50歳までに不労所得40万円を得る方法
こちらの記事にも書いていますが、セミリタイアを目指して、今から副業をしておく事をお勧めします。資産形成を目的とした副業としては、不動産投資、株・債権・ETF、他(アフィリエイトなど)があると思います。
不動産投資で30万円、株で5万円、アフィリエイト含めた他で5万円得られれば、合計40万円です。
上記を達成できれば、セミリタイアできます。
今すぐに達成するのではなくて、30歳の人であれば20年、40歳の人であれば10年かけて達成すればいいのです。
すでに50歳超えている人は、そこそこの貯金や資産もあると思うので、それを投資に回して不労所得を増やしていきましょう。
まとめ
セミリタイアをするには、今から少しでも不労所得を増やしていきましょう。
一般サラリーマンだと預貯金だけでは、セミリタイアをするの非常に難しいです。
まずは、上記 『不労所得+労働収入 > 毎月の生活費+娯楽費+再投資の資金 』を目指して、各項目に自分の数字をいれてみるといいと思います。
そして、その数字を目指して、資産を増やしましょう。
とは言っても、本当にセミリタイアするにはもっと慎重になると思います。
コメント