こんにちは、じょーです。
今更ですが、下町ロケットのドラマを録画していたので、一気に見ています。
自分を信じ、熱い気持ちで仕事をしようという気になってきます。
ここで、ふと思いました。
録画している番組はたくさんあります。
いつか見よう、いつか見ようと思っていましたが、他にやる事もあるしと自分で言い訳を作り、踏ん切りが付きませんでした。
しかし、見始めると面白く、次を見たくなるんですね。
わざわざ録画していたくらいですから。
これって、何にでも当てはまると思います。
面白ければ自然と続くので、まずはやってみるのが大切だと思います。
さて先日、初めての戸建てを購入しましたが、所有権移転登記の流れを知りたくて、自分でやってみました。
通常は、売主と買主が相対するのですが、今回は郵送対応だけで完了しました。
仲介会社に協力頂きながら、法務局に何度か行くだけで、完了しました。
準備するもの
今回の所有権移転登記は、個人→法人です。
売主は相続なので、まずはそれが完了してからとなります。
新型コロナウィルスの影響で、少し時間がかかりましたが、相続登記は完了しました。
そして、私が新たに立ち上げた法人に所有権移転登記を行います。
まずは、どうすればいいのかを近くの法務局に相談しました。
徒歩で10分、家の近くに法務局があると、何かと便利です。
こちらも新型コロナウィルスの影響で、対面相談は無く、予約制の電話相談でした。
事前に法務局で関連書類を頂いていたので、電話相談でも内容を理解できました。
何より、相談員の方が親切丁寧です。
役所関係でもそうですが、無知な自分にも丁寧に対応してくれます。
昔は公務員は横柄だの無機質な対応だの聞いていましたが、そんな事はありません。
本当にありがたいです。
さて、所有権移転登記に必要な書類です。
・白紙(印紙を貼ります)
・登記原因証明情報(売渡証書で代用可)
・委任状
・売主の印鑑登録証明書
・不動産の評価額が分かるもの(固都税の課税明細書・納税通知書)
・登記識別情報通知(土地・建物)
この順番通りで提出します。
特に、「登記申請書」と「印紙用の白紙」はホチキスで左上を止めて、止めた箇所に割印します。
それぞれの書類について解説します。
登記申請書
所有権移転登記の申請書です。
テンプレートが法務局のHPにあるので、ダウンロードして追記します。
細かな記載方法は、電話相談で丁寧に教えてくれます。
社印を申請人に押印、右上に捨印します。
テンプレートの不要な箇所や記載のコツなんかも教えてくれました。
この書類に、課税価格と登録免許税を記載します。
ちなみに登録免許税は、課税価格の土地✕1.5%、建物✕2%の合計金額です。
おおよそ数万円です。
今回の物件は、土地値以下でした。
印紙用の白紙
登録免許税の金額分の印紙を、この白紙に貼ります。
印紙は、法務局で購入できます。
金額の高い印紙から、縦に貼っていきます。
登記原因証明情報
こちらも法務局のHPでダウンロードできます。
書き方も、電話相談で詳しく教えてくれました。
しかし、今回は売渡証書を代用しました。
司法書士は、売渡証書でやっているそうです。
委任状
委任状は売主に依頼し、作成してもらいます。
正しくは、書類をこちらで作成して、それに署名捺印して頂きます。
捨印もお願いしておきましょう。
印鑑登録証明書
売主より、各書類に押印している印鑑証明を頂きます。
不動産の評価額が分かるもの
いわゆる固定資産税・都市計画税(土地・家屋)課税証明書と納税通知書です。
こちらも売主に用意してもらいます。
登記識別情報通知
昔で言う、権利証です。
大事なのは、下方にある登記識別情報の数字です。
こちらは原本を提出してもいいのですが、法務局では廃棄するので、コピーで代用可能です。
その際に、下方の登記識別情報の数字を見えるようにめくってコピーをしましょう。
所有権移転登記までの流れ
法務局で相談後、書類を用意しておきます。
そして、決済日。
決済は、ネットで売主に振込み完了です。
同時に仲介手数料も、仲介会社に振込みます。
売主の着金確認後に各書類を頂き、当日中に法務局に持参します。
法務局では、受付で書類内容の確認はしてくれません。
2−3営業日で登記完了します。
不備があれば、法務局から連絡があります。
登記完了後には、法務局で「登記完了証」と「登記識別情報通知」を受け取りに行きます。
これにて、所有権移転登記が完了です。
まとめ
不動産の所有権移転登記を、自分でできると思っていませんでした。
いざやってみると、思ったより簡単にできました。
今回は小ぶりな戸建てでしたが、今後は司法書士にも頼む事も考えています。
いずれにせよ、自分でやってみる事で流れも分かり勉強になりました。
セルフ登記を行ってみる事をおすすめします!
では、また。
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